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DockerでVue.jsの開発環境を構築する

Posted at — Jul 4, 2019

概要

フロントの勉強としてVue.jsの開発環境を整備するときに、せっかくなのでDockerを使って環境を構築してみました。

環境

手順

今回は勉強がてらdocker-composeを利用します。とは言っても「書くよ!」ってだけで複雑なことは全然やってないです。

Dockerfileの作成

FROM node:lts-alpine
WORKDIR /app

RUN apk update && \
    npm install -g npm @vue/cli

ただし、現時点(2019年7月3日)でVisual Studio CodeのRemoteはAlpine Linuxに対応していないので、Remoteを利用したい場合は別のイメージを使った方がいいと思われます(1敗)。以前記事にしていたので「Vue.jsの環境もリモートで開発だぁ!」とか思ってたんですけど出鼻をくじかれました。

なお、Alpine LinuxはVS Code Insidersではサポートされているため、そのうち正式対応するはずなので正座して待機しようと思います。

Alpine Linuxに対応しました(2019年9月8日追記)

vscodeのバージョン1.38にてAlpine Linux製コンテナへRemote接続できるようになりました!

pic

docker-compose.ymlの作成

version: '3'
services:
  vue_app:
    build: .
    ports:
      - 1234:8080
    volumes:
      - .:/app
    stdin_open: true
    tty: true
    command: /bin/sh

コンテナーのビルド

docker-compose build

コンテナーの起動

docker-compose up -d

docker psコマンドを叩くとコンテナーが起動しているはず。

$ docker ps
CONTAINER ID        IMAGE               COMMAND                  CREATED             STATUS              PORTS                    NAMES
9fcc61e05285        dockapp_vue_app     "docker-entrypoint.s…"   2 minutes ago       Up 2 minutes        0.0.0.0:9000->9000/tcp   dockapp_vue_app_1

コンテナーに入る

docker exec vue_app sh

vueプロジェクトの作成

コンテナーに入るとプロンプトが変わるので、vueコマンドを叩いてプロジェクトを作成します。

vue create vue_app

3系のvue cliをインストールしているのでcreateを利用します(2.x系だとinit webpack hogeだった)。とくにこだわりがなければエンターを連打。しばらくすると・・・

  Successfully created project vue_app.
  Get started with the following commands:

 $ cd vue_app
 $ npm run serve

となり、準備完了です。

vueプロジェクトの起動とアクセス

コンテナー上でフォルダを移動してnpm runします。

cd vue_app
npm run serve

正常に起動したらhttp://localhost:1234/にアクセスする。

pic

上記のようなページが表示されたら環境構築は完了です。

まとめ

Pythonに引き続き、Vue.jsもDockerで環境構築してみましたが、ローカルを汚さない・いざとなったら潰して新しく作ればいいってのはホントに気軽でいいですね。あとはコーディングするだけです(血涙

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